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蛍ホタル幼虫の餌「淡水巻貝」食いの良さを比較実験|タニシ・カワニナ・サカマキガイ

 

ホタルを自分で育ててみようと挑戦中の私。

 

現在3匹の蛍(ホタル)が幼虫から蛹になって羽化して綺麗な光の点滅をしています。

目の前で見るとヘイケボタルでも相当の光量で光輝いて驚いてしまいます。

けれども幼虫の育成の差があり同時には羽化していません。

入手した幼虫の半分ほどは残念ながら死滅してしまったように思います。

 

手に入れた幼虫は1cmほどでしたが2cmほどに大きく育っています。

今までにヘイケボタルの幼虫に与えた餌はカニカマを筆頭にタニシ・カワニナ・サカマキガイなど。

 

基本の餌は生エサの生きた淡水貝のカワニナということでしたが色々と試行錯誤して与えた中での生餌の淡水貝を与えた状況などを報告します。

 

淡水貝のホタルの幼虫の食いつきを最後にランキングにしてみましたのでご覧ください。

 

目次

ホタルの生餌としての「タニシ」

 

ホタルの生餌としての「タニシ」

 

田圃の畔の水路で繁殖しているタニシを網で掬ってきて与えてみました。

 

タニシとは

漢字で田螺。田圃にいる巻貝という意味。

何でも食べる貝で日本でも昔から食用とされてきた(※寄生虫がいるので過熱して調理)水槽の掃除屋ともいわれて汚れた水でも綺麗にしてくれることでも有名

 

結構大きくて活動も早くカワニナの2倍ほど

 

丸い巻貝で素早くて蓋もぴっちり閉まるようです。

少しホタルの幼虫が少しまとわりつきましたがホタルの幼虫よりも動きが速く振り払われる感じでした。

 

翌日もずっと平気でホタルの幼虫の飼育箱で何日も生きていたので餌としては不適合として飼育箱から撤去しました。

 

【結論】

  • ヘイケボタルの餌には不適応
  • 大きすぎる
  • 蓋が完全に閉まる
  • 動きが早い

 

 

ホタルの生餌としての「カワニナ」

ホタルの生餌としての「カワニナ」

 

近所の水路の底にへばりついているカワニナ採取。

 

カワニナとは

カワニナ科に分類される巻貝。漢字では川蜷。「蜷(にな)」とは、巻貝のことを表す言葉なので川に住んでいる巻貝なので「かわにな」と呼ばれている。東アジアの淡水に棲む細長い巻貝でホタル幼虫の餌としてよく知られている。鉄分の付着により貝殻は黒っぽく見える。落ち葉などの有機物を餌としている。

 

 

を投入したらホタルの幼虫が集まってきました。貝殻にまとわりついてカワニナが貝殻を左右に大きく振る動作が特徴的でした。

 

何かカワニナから分泌される臭いなどに反応しているのかわかりませんがタニシなどとは明らかに違ってカワニナに向かう動作が伺えます。

 

翌日には2匹の幼虫が頭を突っ込んで鰓を逆立ててカワニナを食べていました。

但しカワニナを食べているのは大きめの幼虫で小さめの幼虫は食べることはしませんでした。

 

【結論】

  • ヘイケボタルにの餌はカワニナは合う
  • 大きめの幼虫には適合している
  • 出来るだけ小さめのカワニナが良い

 

 

 

ホタルの生餌としての「サカマキガイ」

 

ホタルの生餌としての「サカマキガイ」

 

ネットでヤフオクで買ったサカマキガイ。

 

サカマキガイとは

サカマキガイ科に分類される淡水産の巻貝。他の巻貝とは逆の左巻きであることから坂巻貝と呼ばれている。原産は北米で外来種。汚いところでも生息している。ヘイケボタルの餌や理科の実験材料などにも利用されるが熱帯魚の水槽で繁殖してバクテリアを捕食するので嫌われ者でもある

 

小さい貝ですが蓋が無い?ためにホタルの幼虫からしたら食べやすい貝の様で初日から小さめの幼虫も食いついて食べていました。

 

ただ貝の水槽でもやたらサカマキガイだけが糞を大量にするので汚れが酷く水替えが必要でした。なぜあれ程糞をするのかわかりません・・・

 

【結論】

  • サカマキガイは大小のホタルの幼虫にあう
  • 動きが早いので大きめのサカマキガイは上手く捕獲できていない
  • 欠点としては糞を大量にするので水の汚れがある
  • 水上まで這って逃げるので注意が必要

 

 

 

ホタルの生餌としての「幼生タニシ」

 

池からとってきた水草についていたのか、それともタニシを掬った時に幼生として混入していたのかわかりませんが小さいタニシの赤ちゃん貝が発生していていました。

 

それを与えたところ一番食いつきが良かったです。

 

体調は大きくても5mmほどの小さなタニシの貝です。

1貝1匹でくいついて翌日には殻の貝が散乱しているほどです。

 

小さく動きも緩慢なのが良かったのではないかと思いました。

 

【結論】

  • 貝の中で一番食いつきがよかった。
  • 小さい幼貝なので見つける採取は困難

 

 

 

番外編のホタルの餌「カニカマ」

 

ホタルの餌「カニカマ」

 

別の記事でも書きましたがカニカマの食いつきが良かったのが意外でした。
ただ安物の100円以下のカニカマはよくありません。

 

【結論】

  • 高めのカニカマ(※蟹エキスが含まれるもの)
  • カニカマは翌日には水が汚れるので毎日の水替えが必要

 

 

ホタル幼虫の餌のランキング

 

 

(カニカマ)>タニシ幼貝>サカマキガイ>カワニナ

 

 

※大きいタニシは一切食べませんでしたの除外しています。

という結果になりました。

今回色々な餌を与えて感じたことは

 

餌は小さめの貝がよいということ

 

カワニナもできるだけ小さめの貝の方が食いつきがよかったです。

 

特に蓋が無いサカマキガイや蓋が弱いタニシの赤ちゃん貝はよかったです。

ただ見るからに一番食いつきが良かったのはカニカマでした。(笑)

 

多分もしかしたら購入した販売店でホタルの幼虫を育成している時の餌がカニカマだったからかもしれません。

 

これからホタルの幼虫を育てる人は近くでカワニナがうるような水路があれば出来るだけ小さめのカワニナを摂るかまたは水草などをとって小さめのタニシの採取することをお勧めします。

 

私は100円ショップの虫かごを買ってきて、その中にペットショップで買ったメダカ水道水水草酸素タブレットを入れてホタルの幼虫の飼育箱に3匹ほど貝を入れて、食べるごとに殻の貝を回収して新しい生きた貝を入れ替えしていました。

 

貝はメダカの食べ残しの餌を食べているようでした。

 

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